今朝の淀川堤はカミキリムシやジャコウアゲハが散歩コースの草むらに休んでいました。ジャコウアゲハは幼虫が食べるウマノスズクサ(毒草)のはえている所にしか分布しないそうです。だから幼虫も成虫も体内に食草由来のアルカロイド系毒物質をもち、鳥などに食べられるのを防いでいるとの事。(昆虫エクスプローラより)
このオレンジ色は、この種が古来より試行錯誤して生み出してきた一番適した色なんでしょう。巷に溢れる様々な色もいろんな人間が知恵を出し合い、その商品というか状況の中で最も適した「色」を作り出したのだと思うと、同じ色に見えても違うんだなと思います。「色」の世界は味わい深い。
海月文庫のスペース活動は9月の合同展「明暗」までお休み。
※古本仕事に専念中。「下鴨納涼古本まつり」の準備中