今日は石内都展「見える見えない、写真のゆくえ」&榎忠「祭の日には大砲を鳴らせ!」・・・海月文庫

昨日、なんとか古本仕事を片付けて、今日は久しぶりに美術鑑賞の日を設ける事ができた。今年、電車に乗るのは3回目くらい・・・外出してないなあ。

西宮市大谷記念美術館では「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」2021年4月3日(土)〜7月25日(日)。古本屋として彼女の図録等は扱っているものの全く誤解していた写真家だった。勝手に写真を奇抜さだけで、現代美術風にいじっていると思い込んでいて図録の中身をジックリ見たこともなかったのだ。芸能事務所所属の流行りの某女性写真家さんと同レベルだろう思っていた私が馬鹿でした。石内都は自分の撮ったネガを自分自身でオーソドックスな技法で自分の感性を印画紙に定着させていく。本格的写真家!素晴らしい。 続いて新長田のcity gallery 2320、榎忠「祭の日には大砲を鳴らせ!」。今までの記録写真展だが、実に面白い。展示物の鉄で制作された銃はズッシリ・・・多分12~15㎏。残念ならが明日で終了。